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北方領土問題 子供にもわかりやすい解説 [ニュース]

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安倍首とプーチン大統領の日ロ首脳会談が10年ぶりに行われてニュースとなっています。
日ロ首脳会談がなぜここまでニュースになるかと言うと、久しぶりという事もありますが、なんといっても北方領土問題が大きく関係しています。

北方領土問題は50年以上日本とロシア(旧ソ連)で大きな問題となっていますが、
そもそも北方領土問題とは何か?子供でも分かるようにわかりやすく解説してみたいと思います。

そもそも北方領土問題となっている北方4島と言われる以下の島々です。
・歯舞群島(はぼまいぐんとう)
・色丹島(しこたんとう)
・国後島(くなしりとう)
・択捉島(えとろふとう)

50年前の太平洋戦争で日本が連合軍に負けたときに、アメリカを中心とした連合軍は沖縄を占領しました。
その時ロシア(当時はソ連)は戦争終結のどさくさにまぎれて日本の北方領土を占領しました。

もうちょっと古い話をすると、樺太と北方領土は国境がはっきりしていない時期がありました。
その国境をはっきりしようとしたのが、千島樺太交友条約です。
これにより、樺太はロシア、北方領土は日となりました。
なので本来、北方領土は日本の領土ですが、先ほどの理由によりロシアの占拠がいまだに続いています。

各島の位置関係は地図をご覧ください

hoppo.gif

ちなみに北方4島は無人島ではなく、ロシア人が現在も住んでいます。(軍人だけでなく、民間人も)

さて、ここまで見ると日本の方が立場が優位なような気がしますが、そうもなりません。

ロシアが北方領土に占領してきたのが、1945年8月25日~9月5日
日本が戦争の降伏文書にサインしたのが、1945年9月2日

戦争終結時はすでに占領されていたとかんがれば、日本は無条件降伏したこともあり、
ロシアの占領は認めざるを得ないという考え方もあります。
なぜって、日本は戦争に負けたんですから・・・・
でも戦争後に占領したとなると話は変わってきますよね。
ここが議論になっている一つでもあります。

過去にロシア側が2島ならば返還交渉をすると言ってきたこともありますが、
日本は4島返還以外なら交渉はしないと言う態度の為、なかなか交渉が進まないということもあります。

さて、今回の安倍総理とプーチン大統領の話し。
おそらく「今後積極的に話しましょう」と言った感じで、解決の方向性さえ見えない会談だとおもいますが、まずは話し合う事が大事だと思うので今後に期待したいと思います。

私が生きているうちに解決するのかな?


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